古文書寺子屋

昨日、「土曜アカデミー」に茨城大学へ行く。

事前の申し込み必要なし、無料という手軽さに釣られて行ってみた。

まず、20分位前に着いたが駐車場に空きがなかった。しかも駐車場の道幅は車がどうにかすれ違えるほどしかない。出てくる車があると端に止めて行き過ぎるのを待っている。駐車の空きがなくて戻って来る車がある。見限ってUターンするにも道幅が狭い。狭い道に空きを待って停車している車がある。出て行く車が通れないが動こうともしない。停車している老女に身障者用の駐車スペースが一台分空いているので一時そこへ入れてもらった。私が縦列駐車の間に車を半分以上入れてやっと一台車が出て行った。身障者用の駐車スペースに臨時に入れたおばはんが空いたスペースに車を移動させた。私は空いた身障者用の駐車スペースに車を入れてほかに出て行く車がないか少し様子を見ようとしたがあとから車が二台続いて来た。空いたとしても後から来た車がすかさずそこへ止めるだろう。そこで私の方が先に来ていたといって出来た空きスペースに入れようとしたところで狭い道幅ではどうやって車を入れ替えるのか。ここは駐車場のどん詰まりで引き返すにはUターンするかバックで入口まで行くしかない。運転者同士お互いにストレスだ。土曜日の12時半をかなり過ぎた時間だ。後から来た車も「土曜アカデミー」の出席者の可能性が高い。障害者のステッカーは車に張っていない。もうこれは車いすマークのある駐車スペースに停めて行ってしまおうと覚悟した。

 

駐車場を出て大きな建物がいくつかある正門辺りに来た。「土曜アカデミー」案内の立て看板などはない。案内版を見ればどの建物だったか思い出すだろうと近くにある案内版を見た。何とかセンターだったかそれともオープン何とかだったか、だが広い構内のどこに行けばよいか思い出せない。どこでやるかしっかり確認してくれば良いものをいつもザックリとで行く。今日はザックリが茨城大学だった。大学までくれば案内が出ているだろうと建物を確かめずに来てしまった。しょうがないネットで確認しようと後ろのカバンに手を掛けたら向こうから先ほどのおばはんが来た。声をかけた

「古文書を読むにいらっしゃるのですか」

やっぱりそうだった。

「何処か分からないのですが」

というと図書館だと教えてくれた。茨城大学図書館主催であったのだ。オープン何とかとか、なんとかセンターとカタカナの何とかと記憶していたのは図書館本館1階のラーニングコモンズであった。

途中まで一緒に行き建物を確認したところで正門の守衛さんに駐車スペースがないのでとりあえず身障者用に車を停めて来たと断りを言ってくると告げて一人正門に向かう。

 

正門の守衛さんに駐車スペースがないのでとりあえず身障者用に車を停めて来たけどどうしようかというと教職員の駐車場に入れなおせという。あとから車が二台きているので出るの出れないというとそのままでOKとなった。

 

図書館の戻るとまたあのおばはんに会ったので守衛に教職員用に停めるように言われけどと報告。すると

「私の前に待っていた人が教職員用に停めると言って出て行ったから教職員用も一ぱいかもしれない」

と言い

「もっと早く来れば良かった」

と後悔を口にした。今回で三回目だそうだ。前の回は駐車場が混まなかったのだろうか。

 

古文書を読むの方は合計190文字の文書をテーブルごと5,6人づつのグループに分かれ読んだ。

190文字といっても所何処のマスを埋める穴埋めの形式の問題になっていた。配られた問題用紙には難しいところがすでに明朝体で活字印刷されている。

 

それでも190文字読むのに2時間近くかかった。と言っても一人では読めずグループでリーダーシップを取ってくれる人がいてグループ全員で読んだのだ。

史料①百姓 助三郎の子供の出生届け、81文字。

史料②百姓 忠兵衛の子供の死産届け、109文字。*「忠兵衛 困窮人」とある。