コロナ禍

 

明日の東京行は諦めたほうがよさそうだ。

コンサートに行った人の中に陽性者が出れば隔離され検査を受けなければならない。

自分が陽性となれば家族に類が及ぶ。同居の家族の一人は持病があり、もう一人は九十六の高齢だ。自覚はあまりないが自分も高齢者の範疇に入る。

 

地方の住宅地を歩いていてもすれ違う人はマスクをしている。

 

各地で感染者の数が拡大している。東京の二百人越えは九日連続だ。

中国武漢で報じられてから八か月以上経ったが感染症専門家による新型コロナ終焉の見通しは立ってない。

 

ショートステイ

今夜は母がいない。

ショートステイ一泊である。

伝えるのを忘れていて今朝、

「今日はお泊りだよ」

「髪を切って染めてもらってね」

と言ったらすんなり受け入れた。

お迎えのスタッフは前と同じ人だった。

元気いっぱいで明るく話しけるので母も嬉しそうに調子を合わせせている。

痴呆が進んではいるが周りの空気を感知し空気を盛り上げようとする心がけは衰えていない。

塗り薬

母を皮膚科へ連れて行った。

塗り薬がなくなったのだ。

ほどとんど直っていると思う。

自分のことだったら医者にはいかない。

しかし薬を使い切りましたとディの連絡帳に書かれた。

風呂の日の着替えの中に塗り薬を入れて置かないと入っていないので塗れませんでしたと連絡帳に書いてくる。

風呂上がりに薬を塗ってくださいと言ったらこちらがいいですと言うまで塗ってくれる。湿疹がなかなか治らなかったら感染するかもしれないから別の医者に見せてくれと言う。医者は感染するとは言わなかったと言ったが別の医者に見せてくれと再三言われた。感染する湿疹ならばしないように医者から生活上の注意があるはずだ。

 

数日前、門の前で待たせないでくれとまた言われた。母にすれば門の前で迎えの車を待っているときが唯一外の空気に触れる時間なのだ。時には門の前を通りがかってあいさつをしてくれる人がいてそれが楽しみなのだ。

そう伝えても歩いてどこかへ行ってしまったら大変ですからという。そんな心配はないから門前で待たせていたのだが。

門前で待つなの件に関しては老人を安全に管理するのが第一で心に寄り添うケアが乏しいように思う。

 

湿疹はほとんど直っているが鎖骨のあたりが少し赤い。私の判断でもう薬はいいです、とも言えずとりあえず医者に連れて行った。

医者はお薬を変えましょうと言って保湿ローションの処方箋をだしてくれた。

これって塗る必要があるのだろうか。もうお薬はいいですね。と言わなかったからはまだ薬をぬる必要があるのだろう。

梅雨明けはまだ

今朝、庭に出ると秋のような空気の冷たさだった。

梅雨はまだ明けない。

七月の日照時間が例年より少なかった都市や降雨量が異常に多かった都市がある。

テレビニュースでは大雨の被害状況かコロナの陽性者数かのどちらかがトップにくる。

感染者が多すぎるので "go toキャンペーン" から除外されている東京都は今日は最多の367人の感染者が確認された。連日のように最多を更新している。

日本列島は来週あたりから晴れの日が多くなるという。梅雨からやっと抜けられそうだ。だがコロナ禍からはまだ抜け出せない。疫学の専門家や医師はさらなる感染の広がりを懸念する声が多く出ている。

梅雨明けの青空を見上げてすっきりした気分を味わいたいものだ。

 

新型コロナ

新型コロナのPCR検査結果が陽性の人が数が増加している。

感染は東京、大阪などの大都市だけでなく地方都市にもリゾート地にも広がっている。

消毒用アルコール液、次亜塩素のスプレー缶そしてマスクを持って旅行に来ていた一家がテレビのインタビューを受けていた。消毒薬、マスクは旅行の必需品となっている。

赤ちゃんを連れた母親は旅先のレストランでテーブルを拭き、椅子を拭き席に着いた。赤ちゃんが喜んでテーブルをたたいたり、周辺をぺたぺた叩いたり触ったりするので赤ちゃんの手を拭く、拭いているそばからその辺をぺたぺたするのでまた赤ちゃんの手を拭く、たちまちアルコールシートの山ができた。

 

コロナで籠るか、感染対策をして出かけるか迷うところだ。

八月の初めに東京でコンサートがある。

 

陽性になると「陽性者がでた」と周囲に大風が吹く。

感染はもちろん怖いけれど陽性となった時の周りの騒ぎの方も怖い。