台風一過

真夜中過ぎに台風15号が来るとの天気情報通りに夜遅く雨が降り始め夜半過ぎは降りが強く風の音も大きくなった。風邪は今まで聞いたことがない大きな音を立てている。

 

前日の午後、台風に備えるようにと防災無線が放送された。さほど間を置かずに二度目が放送された。防災無線は今までになかったことである。話す訓練を受けた話しかたではないだろう。聞き取りにくいトーンでゆっくりと話す。二度目は煩わしかった。

 

警告を無視して被害にあっては困る。TV放送で何度も避難を呼びかけているのに避難せずに被害に遭う人たちがいる。その人たちを救助するのに懸命の作業をする。

 

やはり二度も放送があったのだからここは気を付けるべきだと思う。

 

家の外にある網戸は風に飛ばされやすいと思い中に入れた。玄関のポーチにある傘をしまい、バケツと如雨露が台の上にあったので物陰に置いた。

 

朝、道路を隔てた向かいの駐車場の塀が倒れていた。止めてあった車にぶつかり後ろが損傷していた。駐車場の持ち主は上谷さん、塀は隣あっている工場が建てた。車の所有者は近くのアパートの住人である。車の修理代は誰が負担するのか気になる。

 

私の車には枯れた松の枝が撒いたようにあっただけである。玄関ポーチは枯葉が吹き溜まっていた。

 

デイサービスのお迎えは十一時三十分であった。

この辺を通る電車はすべて午前中は不通だった。

午後からは真夏の暑さが戻ってきた。午後三時に32度。