病院の待合室で治った
今日は暖かい。ホッとする。
でも朝から足が痛い。
一昨日転んで足を痛めた。
昨日はそれほど痛まなかったが今朝目が覚めたら痛かった。
右足に体重をかけると痛い、右足を引きずって歩いた。
午前中医者に行った。
看護師さん問診表書くのに慣れてない風。
私の訴えを理解は出来たが的確に言語化出来ない様だ。
問診表に足先が痛いとか記入していた。踝に近い足の甲と足裏指の付け根の下辺り、歩くとき曲がるところが痛いと言ったのに。説明し難いけど「足先」ではない。足先といったら足の指になるんじゃないの。足の指は痛いとは言ってない。彼女にはそこは足先になるらしい。私の訴えを書きあぐねている。白いテープ様のインク消しで消したりしている。
説明の仕方が悪いのかとも考え待合室で足先や足首を動かしていたら痛みが軽減してしまった。
名前を呼ばれて立ち上がり、普通に歩いてもさほどは痛まない。
診察室で言った、どこが痛いか説明するために足の曲げ伸ばしをしていたら痛みがほとんどなくなった、と。看護師さんは笑っていた。問診の看護師さんとは別の人。先生は愛想もなくレントゲンを見て
「偏平足ですね」
偏平足なんて恥ずかしい。子供の時から言われているので偏平足なのは今更声を大にして言われなくても知ってます。
「足の指が痛いのは親指が軽い外反母趾だからです」
ほら、やっぱり足先といえば足の指のことだと思う、しかも指の先ということにもなる。でも足の指が痛いというのは否定しなかった。黙って聞いていた。診てもらいたかった箇所はそれほど痛くないので。
「外反母趾改善ベルトのパンフレットがありますから見て下さい」
とパンフレットを見せられた。
「でも必要ないですね。この程度だったら」
「湿布入りますか」
「はい、下さい」
「体操に行ってもいいですか」と私。
「今週はやめた方がいいですね。痛いので」と医者。
で終わり。
診察室を出ようと立ち上がったら、看護師さんにこれお持ち下さいと先ほどのパンフレットを持ち帰るように催促された。
たいしたことなくて良かった。と私。
金にならない患者だと思ったかどうか。
父親の後を継だ。病院は新築。父親の代より広く設備も充実している。父親はなくなったそうな。診察室が2室あったのは父と息子で診察していたからか。
会計で湿布の処方箋を渡された。
「処方箋はどこの薬局でも使えますが、一番近いのは真向かいの薬局です」
と前の薬局をアピール。
今は足は痛くないが湿布は張った。