「ぼくと魔法の言葉たち」

アマゾン プライムビデオで「ぼくと魔法の言葉たち」を見る。

自閉症の青年が親元を離れて自立しようとする姿を撮っているドキュメンタリーである。

 

主人公のオーウェンは大好きなデイズニーのアニメで失った言葉を取り戻す。幼いオーウェンの逸話がアニメーションで語られる。オーウェンの心象世界ようである。

 

ビデオで枯葉が堆積した庭で父とたわむれている二、三歳ごろのオーウェンは屈託のない子供だった。しかし間もなく言葉を失ってしまう。

 

デイズニーのアニメが外の世界への扉開くきっかけとなり時を経て介護支援月の住居で一人暮らしを始める。ガールフレンドも同じ住居の二階に越してくる。映画館での仕事を得てガールフレンドとの距離をさらに縮めよう期待しているが振られて悲嘆の淵に追いやられるが自閉症者の集まりで講演を頼まれフランスへ行く。映画館での仕事は続いている。

 

ドキュメンタリーで見えてくるのは、卒業、就職と人生の節目を経験している青年の姿だ。自閉症の重荷ではない。