蒸し暑い
朝から雨がぽつりぽつりで蒸し暑い。
エアコンの効いている部屋に入るとほっとする。
自然災害:コロナ、球磨川氾濫
またコロナだろうと思いつつも昼食の時にテレビを付けた。東京で感染者が100人を超す日が続いているのでここ数日それが話題になっている。朝から晩まで同じ話を蒸し返している。事態の推移が気になるしコロナに感染しない新情報でもあるかとまたかと思いつつも見てはいる。
ところが画面に写ったのは大きな川で泥を溶かしたような水がすごい勢いで流れていた。九州地方が豪雨のため甚大な被害が出たというニュースだった。大きな川は熊本県の球磨川だった。
記録的豪雨で4日、氾濫したそうだ。一夜明け雨が上がった5日の街の様子も写っていた。ビルの前で数台の乗用車が吹き溜って一台は腹を見せてひっくり返っていた。地面は泥だらけで枯れ枝のようなものが散乱していた。
コロナは感染予防、豪雨は早めに安全なところに避難するしかない。
ゴリラのチャーム
ロングで泳ぐ人が私のロッカー近くのベンチに座った。たまに見かけるが言葉を交わす間柄ではない。軽く頭を下げてロッカーからバッグを取り出し肩に掛けると
「ゴリラがついているんですね」
と言う。笑顔で軽く頷いた。一瞬何のことかわからなかったが聞き返すのも間が抜けているような気がした。
「私、ゴリラが大好きなんです」
とバスタオル姿でその人は言葉を添えた。バッグについているチャームのことであった。
肩掛けバッグとディバッグはお揃いでともに黒いゴリラのバッグチャームがついている。赤と緑の柄と色合いが気に入って買ったものだ。確か「ジャングル」と名前がついていた。赤と緑の柄は抽象化したジャングルのように見える。大きさもファスナー付きのポケットがたくさんあって使い勝手もよさそうだった。それぞれをポケットに分散して入れておけばバッグの中を覗き込んで財布を探さなくてもよい。財布は財布用のポケット、iPhoneはiPhone用のポケットにしまえばよい。
ただなんでゴリラなんかついているのだろうと思った。
持ち物にチャームやストラップなどを付けるのは私の趣味じゃない。家の鍵は白い平ゴムいわゆるパンツのゴムを長くしてバッグの手にぶら下げている。ゴムを伸ばしてカギを開けると飾りより実用重視である。
バッグのチャームなどにどんな意味がある。ぶら下がっていては邪魔なだけだ。年甲斐もなく子供じみていると思われるのではとの不安もあった。取り外して使おうかと考えた。しかし取り外すと何かが欠けるような気もした。このバッグは黒いゴリラがついていて体裁が整うのだろう、ジャングルにゴリラがいてもいいではないかと思い直して付けたまま使っていると
「かわいいですね」
とか
「ゴリラがいる」
とか言われてこのゴリラかわいいかもと思うようになっている。
バスタオルの彼女は言葉を続けて
「私、動物が大好きで、象の絵のタオルとかもっています」
さらに
「動物を見にケニアに行きたいけど今はいけなくて」
コロナで行動を制約されているからかしらそれとも時間などの都合で今はいけないのだろうかと疑問があったが
「私もアフリカに興味があります」
と返答した。私の興味は動物ではない。アフリカのファッションの色彩だ。TVで見る彼らの洋服の実際の色合いを見てみたい。
ゴリラがきっかけで顔を合わせれば会釈をする人と思いがけない会話をした。
買出し
食品の買出しは金曜日を軸にしている。日持ちのするもの、冷凍しておけるもの約一週間分の食材を買う。
近くのスーパーできゅうりとお花611円、駅ビルの生鮮食品売り場で4144円、寿司1695円、プリンとサラダ1263円。合計7713円。
バケットは売れきれだったので明日買う。明日買うものはほかにハーゲンダッツ、ヨーグルト。粉チーズがなかったけど明日行く店ではお気に入りの粉チーズがないのでまたにする。
今日は疲れていたので夕食を作らずデリカテッセンの総菜と寿司で夕食を済ませた。わずかに残っていた朝淹れたアイスコーヒーが一番美味しかった。寿司ではお腹が満たされた。母は少ししか食べないので残りをすべて平らげた。豆腐とジャコのサラダは期待ほどではなかった。豆腐もドレッシングもまずくなった。以前食べたときはどちらも美味しかったのだが。今朝食べた豆腐入りのオニオン、トマト、レタス、サラダ菜、ベビーリーフのサラダの方が美味しいかった。ドレッシングは作らずにオリーブ油、穀物酢を回し掛けてワカサギの甘露煮が塩味変わり。豆腐は40円の絹ごし豆腐。コクがあり豆腐の味がしてデリカテッセンのおぼろ豆腐よりおいしかった。デリカテッセンのおぼろ豆腐を初めて食べたときはおぼろ豆腐はこんなに美味しいのかと思ったものだった。
梅雨の晴れ間
朝から快晴だ。
せっかくの良い天気なのに洗濯物を干すのが10時すぎになってしまった。
四時過ぎに帰宅して取り込んだ。からっとよく乾いていた。
からからに乾いた洗濯物を取り込むと気分がすっきりする。