塙保己一

アニメ「塙保己一物語」を見た。塙保己一は盲目の国学者で『群書類従』の編纂者である。

 

の病で7歳で失明、11歳の時に母が亡くなる。失明、母の死と続いては失望と悲嘆は察するに余りある。

 

15歳で江戸に出る。太平記読み」で暮らしている人の話を聞いて盲目の自分でも生計が立つのではないかと考えて絹商人に手を引かれて江戸は旅立ったという。

 

暗記力、記憶力にはよほど自信があったのだろう。失明、母の死という大きな悲しみを抱え単身江戸へ出て自分の能力を当てに暮らしを立てよう決意する志を持ったのだ。

 

江戸へ出て数年後、雨富検校に入門する。