「真央ちゃん」今日フリーの演技 金メダルは?

両腕を広げ微笑んでいる浅田真央選手の大きな写真。
その上に「浅田 2位発進」とある。
キム・ヨナ首位」とキム・ヨナ選手の写真もある。
讀賣新聞2月25日の朝刊第一面である。

バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)の記事だ。SPは第12日目の23日(日本時間24日)に行なわれた。

浅田真央選手とキム・ヨナ選手の対決を大きく取り上げている。
スポーツ欄も含め記事は「真央ちゃん」でおなじみの浅田選手応援ムードで、SPは2位だがフリーで挽回して金メダルを取って欲しいという内容である。
SPで4.72差がある。

「『マオ-キム』のハイレベルな戦い」とあるもののヨナ選手のほうが各項目で「真央ちゃん」を凌いでいる。ヨナ選手のほうが技の完成度が高いのである。

今期男子フィギュアの金メダルは技の完成度の高い選手が取った。荒川選手がトリノで金を取ったのも技の完成度が高かったからではないか。

その荒川選手が、同新聞にコメントを寄せている。

      • キム・ヨナ選手は、韓国の期待、世界選手権女王の実績などすべての面で追われる立場で、背負うものの大きさが違う。キム・ヨナ選手は「むしろ、この点差を小さいと感じているのでは。」

追われる立場の苦しさを知っているから言える。
さすが金メダリスト。

4.72も差がありしかも相手の技の完成度は高く、ふてぶてしく見えるほど落ち着いて見える。ミスなどしそうもないようだ。しかし女王には女王のプライドがあるのだ。このプライドは弱点ともなる。

キム・ヨナ選手が「この点差を小さいと感じて」強さの違いを見せつけようとすれば、ミスを犯す可能性もある、と思う。しかし対戦相手キム・ヨナ選手の失敗を願うより応援する「真央ちゃん」の無事を祈ろう。

年齢制限でトリノに出られず金メダル獲得に8年も待った。「真央ちゃん」に金メダルを取ってほしい。

がんばれ「真央ちゃん」!!

今頃は(11:51)はフリーの演技が終わって結果が出ているだろう。
12時過ぎからにMHKで放送される。
それではTVを見るとしよう。